子どもにとって様々に形を変える泥や水は最高の遊び道具です。乳幼児期の心と体の発達を促す源となります。子どもたちが思いっきり遊びこめるよう、発達に応じた遊びが展開できる環境を用意します。
歩くことは体作りの基本と考え、0歳児からできる限り毎日園外に散歩に出かけます。 様々な自然や本物の世界に触れ、いろいろな経験を積み重ね、子どもたちの生きる力へつなげます。
手や足は、「飛び出た大脳」と言われています。はだしで過ごすことは「脳の活性化」「運動脳力の向上」「足裏の土踏まずの形成」「バランスのとれた強い体つくり」などに大変良い影響があります。はだしになると足の指が開放され、歩行時などに自然と足指を使うようになります。
ピアノに合わせて身体各部を動かすことにより、脳を刺激し、神経系と筋肉の協調性を養うとともに、腕・肩・腰・指先・足先などに力をつけます。
個々の運動発達の段階も把握しやすく、発達の弱い部分にはさらに力を注ぐことによって、発達を促すことができます。
食べ物を通して五感の発達や、命の尊さ、感謝の気持ち、楽しさ、喜びなどの情緒が育ち、豊かな人間性がつくられます。子どもたちの「たべもの」は「心」と「からだ」を形成するものです。
当園では、ハイハイを始めるまでは布おむつ、ハイハイを始めたら布パンツで過ごします。 布で過ごすことにより、子どもたちは、おしっこをした際の「気持ち悪さ」「冷たさ」、替えてもらった時の「気持ちよさ」を強く感じることができます。
また、おしっこが出るたびに取り替えるということは、より深いスキンシップをとることにも繋がり、基本的信頼関係を築く上で大変大切なことと考えます。
わらべうたは、子どもにとって心地よいリズムに美しい日本語をのせて昔から歌い継がれてきたものです。わらべうたを楽しむ中で、「聞く」「話す」といった、ことばの土台もできていきます。
ゆったりとしたテンポや保育士の優しい表情・ことばかけで、安心でき落ち着ける環境の中、子どもたちは、穏やかな優しい表情で楽しく歌っています。